事前問診アプリ無料公開について

2020年4月10日に厚生労働省からの事務連絡「新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や処方箋の取扱いについて」が通知されました。

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や処方箋の取扱いについて」
https://www.mhlw.go.jp/content/000620995.pdf

このことで多くの医療機関の皆さまがオンライン診療システムを導入、もしくは電話診療の対応を開始されています。

参考記事
【新型コロナ】オンライン診療、どこで受けられる?受診方法や医療機関リストを公開https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ea39b19c5b6f96398151d7f

ITで地域医療に貢献することを事業理念とする弊社では、オンライン診療システム未導入又は導入検討中ではあるものの、緊急対応として電話診療に取り組んでいる医療機関スタッフの皆さまに使っていただくことができれば、との願いから「事前問診アプリ」を作成し導入手順と合わせて無料公開することにいたしました。

このシステムはできるだけ素早く、安全かつ低コストで導入できるようサイボウズ社kintone(キントーン)、トヨクモ社FormBridge(フォームブリッジ)というクラウドサービスを使ってできる限りシンプルに構成しています。

機能紹介

患者さんが来院前に事前にパソコンやスマートフォンのブラウザから問診情報の登録ができるフォームをFormBridgeで作成・公開します。

患者さんのお名前、年齢、性別、受診歴、スマホカメラでの保険証撮影、症状や現病名の登録が可能です。

問診フォームの画面イメージ

患者さんが登録した問診情報はクラウドサービスkintone上に蓄積されますので、医療機関側ではスタッフが一覧から患者情報・状態を確認し、問診情報を個別に画面表示・印刷することができます。

医療機関側kintoneの画面イメージ

下のボタンから簡単なアンケートにお答えいただき、「事前問診アプリ 導入手順とダウンロード」のページにお進みください。